薬師寺やくしじ陽菜ひなは欲求不満だった。自らを慰めて過ごすのも最早限界が近いと彼女は感じていた。

 子を産んでより二年ちょっと。女として盛りであるということもあり、彼女は普段より肉欲を持て余している。しかし、ここのところ陽菜は性交の機会に恵まれていなかった。

 欲求の解消先として毎度陽菜が求める相手は、夫である康弘やすひろではなかった。彼女はある出来事が切欠で彼に失望していた。故に、彼にそういった役割を求めなくなって久しい。

 陽菜が夫に内緒で関係を持っていたのは、彼女が居住地の区役所の事務員という仕事を育児の為に休職していながらも職場に秘密裏に続けている、同人誌即売会における売り子のアルバイト先のサークル主だった。

 陽菜は一人娘の生物学的な父親である原達哉はらたつやと、かれこれ三年程肉欲解消の相手セックスフレンドとして交際していた。彼女はここのところ、兼ねてよりの素行の悪さのつけで身を固めざるを得なくなってしまった達哉が全く相手をしてくれなくなった事を不満に思っていた。

 しかしながら、陽菜も自身がその事に不平を鳴らす事が出来る立場にないと言う事も、重々承知していた。

 何しろその達哉が娶った相手というのが、彼女の親友であり、かつての「セフレ仲間」でもあった、隣家の元住人たる丸岡まるおか莉沙りさだったからだ。

 陽菜と莉沙は、互いに納得して危険性リスクを受け容れて、自ら望んで不倫相手である達哉の胤を受けた、云わば「同志」だった。だが、その不貞な行為の事実が、ある時莉沙の夫に思わぬ形で露呈しバレてしまった。

 莉沙がその際に自棄になって「陽菜も同じ穴の狢である」と暴露していれば、陽菜も立つ瀬が無かった。だが彼女は友誼からそれを敢えてしなかった。それは莉沙にとっては、過去に陽菜を騙して達哉への人身御供とした事への罪滅ぼしのつもりだった。

 果たして莉沙は夫より三行半を突き付けられる事となり、少なくない賠償の責任も負う事となった。そして彼女を人妻と知りながら同衾を続けてきた達哉も、彼女と同様に責任を負わねばならなくなっていた。

 莉沙は妊娠末期であったのだが、一連の不祥事の顛末を知って怒髪衝天となった両親により、実家からの勘当を言い渡されてしまった。行く宛を失った彼女は達哉に保護を求め、結果として半ば無理矢理ながらも、彼の妻という立ち位置に上手く収まったのだった。

 莉沙の独占欲はなかなかに強かった。だから、かつて同じ胤で孕み合った同志である筈の陽菜と、自身の新たな夫となった達哉とが今まで通り継続して関係を持ち続ける事に彼女は同意しなかった。

 故に、莉沙ほど思い切った行動に出られる立場にない陽菜は、肉欲を解消する事が出来る唯一の相手を親友に突然奪われてしまっていたのだった。


 陽菜は今宵も、何も知らず呑気に鼾を立てている夫を尻目に寝室を抜け出して、居間のソファーに腰掛けると、
「ん、ぅぅ……っ❤ たつやくんの、おチ○ポ❤ ほしい、よぉっ❤ もう、ひとりじゃ、なかなか❤ イけない、のぉぉ❤」
頬に紅葉を散らしながら大股を開いて、左手に持ったスマートフォンに自らと達哉とが濃厚な性交を繰り広げている様子を映した映像を再生させながら、右手でぐしゃぐしゃに湿った股間を自ら慰めて快楽を貪っていた。

 これはかつて陽菜が達哉と嫌々ながら交わっていた際に、彼が陽菜を屈服させるために隠し撮りしていたものだ。

 そんなものが必要無くなるほど彼女が達哉に惚れ込んでしまっている今、無用の長物と化したそれを、陽菜が折角だから、と自慰のおかずヽヽヽとして以前貰い受けていた。

 再生される動画の中の二人が絶頂に向かって交わる速度を上げてゆくにつれ、陽菜の自慰もより一層激しいものへと変化してゆく。

「イく、イくぅぅ❤ お○んこ、イっちゃう、っ❤ たつや、くん❤ きて❤ なかだし、なかだし❤ してぇ❤ おっきな、おチ○ポで、ひなの、お○んこに、せーし、いっぱい、たねづけ、してぇぇ❤ あっ、イく、イくぅっ❤ ひぁ❤ んぁ……っ❤」

 動画の中で膣内に射精されてびくびくと絶頂を得ている過去の自分を朧気に見つめながら、陽菜は秘唇に指を二本も挿し入れた状態で絶頂に至った。

 絶頂の余韻に浸りながら、弾んだ呼吸を整えていた陽菜は、仄暗い部屋の中で一人あられもない嬌声を上げてしまっていた事に気付いて、慌てて辺りを見渡す。

 幸いにも、陽菜の娘は母が女となってしまっている状況に気付いて起き上がってくるような気配はない。娘が気付かないのであれば、当然夫も然りだ。彼女は安堵で息を吐いた。

 愛液や秘唇から噴き出した潮を恙なく処理した陽菜は、用を為さなくなる程にぐしょぐしょに湿ってしまっていた、寝間着用の綿生地で出来た色香が少なめの青藍色のローライズショーツを洗濯機に放りに、洗面所へと向かう。

 その帰り掛けに、替えの先程用を為さなくなったものと同様の意匠の寝間着用ショーツを得た陽菜は、いそいそとそれを着用すると、素知らぬ顔で夫が眠る寝台に滑り込む。

 明日は土曜。世間は休日であるが、陽菜の夫は休日出勤が確定していた。そして彼女自身も達哉のサークルでの即売会の売り子をする予定になっている。

 娘の世話を近所に居を構える義母に代行してもらうという調整も事前に済んでいた。つまり陽菜は明日、遅くまで戻らなくても問題ない大義名分を得ている。

 今回こそは達哉と身体を交えられるかもしれない。そう期待する彼女の身体は先程自慰で鎮めたにも拘らず、再び熱く火照り始めていた。

 あまり夜更かしをする訳にもいかない陽菜は、再び自慰に耽りそうになるのを堪えつつ、先程履き替えたばかりのショーツのクロッチが愛液で湿ってゆくのを感じながら、無理矢理眠りに就くべく目を閉じた。


 翌日。陽菜は鍵山雛の衣装に身を包んで達哉のスペースに立ち、彼の同人誌を求めて殺到する人々に笑顔を振り撒いていた。彼のスペースは相変わらず盛況で、展開する在庫は飛ぶように捌けてゆく。

 オールジャンルの即売会では、東方Projectでの出展は珍しい。そのジャンルの中でも人気投票が行われれば常に五十位前後が定位置で、マイナーであると評さざるを得ない鍵山雛に扮する陽菜の存在は、一際目立っていた。

 彼女のコスプレは三年も経過したことで、堂に入る程の再現性だった。達哉のスペースには、彼の本には興味はないが陽菜が雛に扮した姿を一目見たいとやってくる者も少なからず存在する程だ。

 陽菜の存在も相俟ってか、達哉が主催するサークル「ビッグ・イニング」は今回の頒布では、普段より多めに用意した新刊と既刊の類が正午前には全て完売してしまうという、大戦果を挙げていた。

 子育て費用に加えて、妻と連帯して支払った賠償金による多額の借金も重く圧し掛かるという、経済的に苦しい状況が続く達哉にとって、今回の収益はやや望外のものであったようだ。

 彼は会計を確認すると、陽菜にはあまり見せた事がない安堵の表情を浮かべる。その新鮮な様を、彼女は妖艶な笑みを浮かべつつ眺めていた。


 完売が告知アナウンスされたことで人波が捌けたスペースでは、達哉と陽菜が後片付けに勤しんでいた。その最中、事ある毎に意図的に身体に触れて来ている、雛の衣装を身に纏ったままの陽菜に、達哉は内心どぎまぎさせられていた。

 彼女は明らかに上気して頬を赤らめたまま、熱情の籠った視線を彼に向けている。陽菜が何を欲しているか、達哉にははっきりと理解っていた。

 然るに、彼は不純異性交遊を妻から固く禁じられていた。それは莉沙がかつて望んで胤を分け合った筈の親友に対しても例外ではない。

 一方で、達哉は妻が二人目の出産直後であるという事もあって、性交の機会に恵まれていなかった。その「お預け」は、産前末期から数えて既に四か月にも及んでいた。彼としても、そろそろ我慢の限界が近付いていた。

 平静を装いつつ、うず高く積まれた空き段ボール箱を処分していた達哉の許に、粗方片付けを終えた陽菜が近付いてくる。

「かんとく先生、あとはここだけですかね?」

 口にしながら陽菜は、彼と肩が触れ合う程の距離に並び立つ。そして彼が手にしようとしていた箱を素早く手繰ると、手際よく畳んでゆく。その所作の度に、彼女の豊満な乳房がぷるぷると揺れる。その様に、達哉は思わず生唾を呑み込んでいた。

 思わずそんな陽菜の様子に見入ってしまっていた達哉が、我に返って作業を再開しようとした。刹那だった。彼の手元が狂った。放ったはいいものの、射程が狂った畳まれたダンボールが、近くにあった文房具入れに直撃して、その中身が床に散らばってしまった。

「わっと」
「あっ」

 達哉と陽菜は同時に声を上げ、素早く床に散らばった筆記用具を拾い集めに掛かる。

 半分を拾い集めそれを文房具入れに戻した身体を屈めた達哉の許に、もう半分を拾ってきたらしい陽菜が、同じように身体を屈めながら寄り添うように密着してくる。

「もう、ダメですよ。よそ見しちゃ❤」

 陽菜が妖艶な笑みを浮かべながら、彼が持っていた文房具入れに残りの中身を収めつつ口にする。その際に興奮剤フェロモンの混じった汗によって普段より濃くなった彼女の香りを至近で浴びる事となった彼の股間は、それに瞬時に反応してそそり立ってしまう。

 その様を確認した陽菜が屈んで密着したままの状態で、
「ふふ❤ おチ○ポ、すっごく、おっきく、なってる❤ もしかして、たまってる、の?」
達哉の耳元で囁く。彼は思わず小さく頷いてしまう。

「わたしも、なの❤ ほら、さわって、みて……❤」

 陽菜は達哉の手を取ると、素早く身に着けている深緋色のスカートの中へ誘導する。彼の指がショーツ越しの秘唇に優しく触れた。そこは既にぐしょぐしょと表現するのが適切な程には濡れそぼっていた。陽菜はそんな軽い接触だけでも、快感から身体を震わせる。

「はぁ、ん……っ❤ わたし、ずっと、まちどおしくって……❤ たつやくんの、おっきくて、たくましいおチ○ポ、で❤ わたしの、お○んこ❤ ほじって、ほしい、の……❤」

 陽菜が頬に紅葉を散らしながら、達哉の耳元で誘惑の文言を囁く。それでぎりぎりまで保っていた理性の箍を破壊されてしまった彼は、彼女のおねだりに小さく頷く他なかった。

「まだ、おひる、だし……❤ りさ、も……まだ、きっと……おわった、って、おもって、ないから……❤ きがえて、くるから……❤ いつもの、ところで……❤ ね?」

 兼ねてより互いに会場で我慢が出来なくなった際に使っていた、人気が殆どない場所で落ち合うという事を示唆しつつ艶の息を吐きながら立ち上がった陽菜は、着替えが入った荷物入れを手に取って、いそいそと衣装を脱ぐために更衣室へと向かって行った。

 一人残された達哉は、これからの展開を想像して固く滾った一物を持て余しながら、撤収作業を再開するのだった。

 いよいよ夢にまで見た愛しい肉棒を迎え入れられる。そんな肉欲で頭が一杯になってしまっていた陽菜は、普段こういった事に及ぶ際は慎重である足取りとはうって変わった早足で目的地へと向かっていた。

 彼女が目指していたのは、本日は使用されておらず、閉鎖されているホールの側にある、地下に通ずるエレベーターがある箇所。彼等が身体を交える際に使っていた穴場ヽヽとは、それで下った先にある、開場中は人通りも車通りも全くない地下駐車場の一角だった。

 この時の陽菜にとっての不幸は、あまりにも大胆過ぎるその行動が、即売会のスタッフの一人に目撃されてしまっていたという事であったろう。


 使用されていないホールの近辺は立入禁止で、通行止めである事を示す障害物が設置されている。本来ならばそこには当然常に警備の人員を割くべきだ。だが、この時間は昼食休憩の兼ね合いから、この箇所は手薄となっている。達哉と陽菜はそれを知り得ていた。

 そんな立入禁止の場所に足早に近付く人影。それをとある人物が遠目で目撃していた。

 この日たまたま即売会のスタッフを務めていた、陽菜の義父である薬師寺弘明ひろあきは、許可なく禁止場所に立ち入った人物を見咎めるべく、足早にその後を追っていた。

 弘明が人影を追って通路の奥にあるエレベーターホールへと辿り着く。すると何者かが地階へと向かっているという事を、エレベーターの機械表示が指し示していた。彼は迷わず近くの非常階段を降って後を追う。

 弘明は不審者を現行犯で見咎めようと志して、音を立てず慎重に階段を降ってゆく。数分して漸く地階の入口に辿り着いた彼が非常階段の扉を開けようとした刹那だった。扉の先から不意に粘着いた水音が鳴り始める。

 不思議に思った弘明が扉の戸に掛かった手を止めて暫く息を潜めていると、
「ふ、ぅぅ、っ……・・、ちゃん……そんな、したら……っ」
「んふ……❤ おチ○ポ、びくびく、してる……っ❤ でも、まだ、だめぇ❤ イくなら、・・の、お○んこの、なか、で❤」
男女の非常に仲睦まじげな会話が漏れ聞こえてきた。弘明は男女のうち、女性の艶のある声に心当たりがあった。

「きてぇ❤ おチ○ポ、いれてぇ❤ んぁ、ぁ❤ ひゃぅっ❤ すっごく、おっきくて❤ かたいの❤ はいって、きた、っ❤ おく、いいのぉ❤ ひとり、えっちじゃ、とどかない、ところ❤ おチ○ポ、で❤ ぐりぐり、されてるよぉ❤ ・・・くんの、おチ○ポ❤ かたくて❤ たくましくて❤ とっても、すてき❤ ひぁ❤ だめ❤ いきなり、つよいの、だめ❤ すぐ、イっちゃう、からぁ❤ んぅ、んぁぁ❤」

 いよいよ女性の嬌声が漏れ出したところで、弘明は静かに非常階段の扉を押し開けて、様子を窺ってみる。

 黒いワンピーススカートを捲り上げて、ショーツを丸出しにした女性がコンクリートの壁に手を突き、その後ろから若い男性が覆い被るように密着して、後背位にて淫行に及んでいる。その様子を、弘明はそれをその場からはっきりと視認する事が出来た。

 どうやら脇に置かれた手荷物の様子から、サークル参加者であると思しき二人。本来ならば、手持ちの無線なり携帯電話なりで応援を呼びつつ、淫行を即座に中止させてスタッフの詰所へと彼等を同行させるべきところだ。

 然るに、弘明が手にしていたスマートフォンは、男に無遠慮に肉棒を突き込まれて淫らな嬌声を無遠慮に発し始めている女性へと向けられていた。彼は彼女に見覚えしかなかったからだ。

 義娘が息子以外の男と姦通している。その決定的な証拠を思わぬ形で押さえる事となった弘明は、或いは今まで内に秘めていた欲望を満たす好機ではないかと考えていた。

 だから彼は、この場では敢えて事を荒立てず、二人の淫行を見逃すという、組織の規律よりも、自らの都合を優先させる行動を取っていた。


 陽菜は即売会会場の人気がない場所で達哉から膣奥に二度精液を注がれた後に、帰宅の途に就いていた。一旦火が点いてしまった彼女の身体はその程度では飽き足らなかったが、親友からの束縛が強い達哉の事情も汲んで、次の機会を確約させた上で彼を解放していた。

 たっぷりと達哉の精が注がれた膣に、陽菜は生理用品タンポンで封をしていた。彼女はそうして行き場を失った精液が膣奥でたぷたぷと揺れる事で齎される快感を得るべく、そんな倒錯的な行動に出ていたのだった。

 膣に埋まった生理用品の間隙を縫って、注がれた精液は少しずつ漏れ出して来ていた。それは陽菜が履いていたショーツのクロッチを徐々に汚しつつある。その感覚をはっきりと自覚していた彼女は、愛おしそうに下腹部を撫でつつ、足早で帰宅を急いでいた。


 夕刻。陽菜が快感で息を弾ませながら帰宅すると、自宅では義父母が揃って娘の面倒を見ていた。彼女が予め世話を依頼していたから、義母は当然である。だが、普段産婦人科医をしていて多忙である筈の義父まで顔を出していたという事に、陽菜は聊か驚いていた。

「あら、おかえりなさい。今ちょうど、夏海なつみちゃんが寝たところだったの」
「そうでしたか。どうもありがとうございます」

 違和感の詮索を一旦脇に置いた陽菜は、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれていたらしい義母に頭を下げて丁寧に礼を言う。

「さっき康弘からも、今日は帰れそうにない、と連絡があったね」

 続けて義父からそんな事情が伝えられる。それを耳にした陽菜は、またか、と嘆息を漏らした。

「そうそう、陽菜さん、なんかお父さんがあなたにお話があるみたい。だから、お父さんは置いていくわね。あたしはそろそろお暇するけれど。お父さんも、陽菜さん、お仕事でお疲れでしょうから、あまり遅くならないようにね?」
「あっ、すみません、どうも、本当にありがとうございました」

 義母は今日珍しく義父も訪れていた理由を軽く口にする。彼女はそのまま立ち上がって帰宅の準備を始めた。すやすやと寝息を立てる娘を抱きながら、陽菜は改めて義母に礼を言う。

「いいのよ、孫の顔が見れてあたしも嬉しいもの。また頼ってちょうだいね」

 その謝を辞しつつ、孫の頬を一頻り撫でた義母は、笑みを絶やさぬまま自宅を後にしていった。

 娘を寝室に寝かしつけた陽菜は、
「えっと……義父さん。何かお飲みになりますか?」
台所に立ちつつおっかなびっくり弘明に問う。
「いや、結構だよ。それよりも、ちょっと見てほしいものがあってね。ここに座って貰えないか」
彼は首を横に振りつつ、改めて来客用ソファーに深く腰掛けると、自身の横の空きスペースに座るように仕草で誘う。

 陽菜としては、あまり気が進まなかったが。神妙な面持ちで有無を言わせぬ態度の弘明に否とも言えず、おずおずと彼の横へと腰掛けた。

「さて、本題だが……これ、陽菜ちゃんだよね?」

 弘明は陽菜の眼前に、先程会場で得ていた写真をひけらかした。すると、彼女の表情はみるみるうちに青ざめてゆく。

「えっ、嘘……なんで……どうして……?」
「今日、イベントだったんだろ。僕はちょうどスタッフでいてね。立入禁止の筈の地下駐に行く人影を見かけて、追っかけていったらさ。陽菜ちゃんと男が気持ちよさそうにセックスしてる現場ところを、ばっちりと見ちゃったんだよね」

 まさか不倫の現場をあろうことか義父に見られてしまっていたとは。陽菜にとってそれは明らかに青天の霹靂であったから、彼女は遂に二の句が継げなくなって押し黙ってしまった。

 がっくりと項垂れる陽菜の様子にほくそ笑んだ弘明は、
「まさか、僕らにまで嘯いて、こんな裏切りを働いていたなんてね。がっかりだ。この相手の男も、調べればすぐわかる。ここまで決定的な証拠がある以上、然るべき対応を取らせてもらうけど、いいかね?」
彼女に止めを刺しにゆく。するとだ。
「あっ、あのっ……。それだけは、どうか、赦していただけませんか……。お願いします」
陽菜の口から思わず命乞いの言葉が漏れ出る。彼女としては最早離婚は覚悟の上だったが、この上淫行の事実を公にされて職を失う事になると、路頭に迷ってしまう事は確定的だったからだ。

「僕に赦して、って言われてもねぇ。そもそも謝る相手が違うんじゃないか」
「そっ、それはそうですが……できればその、見なかったことに、して頂けないかと……」

 敢えて突き放すような言葉を継ぐ弘明に、陽菜は涙目で追いすがる。ここまでは彼の作戦通りだ。

 どうしてそこまで必死になるのか。それを彼女の口から語らせた弘明は、相手も妻子持ちであって、この事が露呈してしまうと彼女は一切立つ瀬がないという事を理解していた。

「ですから、何卒穏便に……あの、私に出来ることでしたら、なんでも、しますから……」
「ほう。何でも、ねぇ」

 咄嗟に衝いて出た陽菜の言質を取った弘明は、不敵な笑みを浮かべる。それの不気味さに鳥肌を立てていた彼女だったが、先に発してしまった言葉を再び呑み込むことは出来ず、おっかなびっくり小さく頷くしかできない。

 二人の間に、暫しの静寂が訪れる。陽菜は震えながら不安げな表情で、弘明の次の言葉を待っていた。

「まぁ、そこまで言うなら、可愛い孫娘に免じて、見なかった事にしてあげてもいいが」

 一つ嘆息を吐いた弘明から出た言葉に、陽菜は安堵の表情を浮かべる。だが、
「今日はコス売り子だったんだろ? その衣装、今ここで着て見せてくれないか?」
続けて先程と同じく不気味な笑みを浮かべた義父から命じられた内容を聞いた彼女の表情は、またすぐに曇ってしまうのだった。


 弘明からの要求に応じざるを得なかった陽菜は、衣装が入った荷物入れを玄関から引き摺って持ってくると、震えた手でその中から会場で身に着けていた鍵山雛の衣装を取り出した。

「あ、あの……お義父さん……。では、着替えてきますから……ちょっと待っててください、ね……?」
「僕は、今ここでヽヽヽ着てヽヽ見せろって言ったんだが?」

 衣装を抱えて脱衣所へ向かおうとした陽菜を、弘明が制す。如何に義父とはいえ、元は他人である男性に、着替える様をまじまじと見られるという事は、流石に羞恥が勝るし抵抗がある。彼女はそれを涙目で訴えてみたが。
「何でも、するんだよね?」
弘明に強く出られてしまうと、二の句が継げず観念するしかない陽菜は、諦観の表情で頷くと、不承不承しぶしぶながらその場で脱衣を始める。

 陽菜が涙目で羞恥に震えながら、先程間男と交わっていた際にも身に着けていた黒いワンピースの肩紐をずらし、それを足元に落として、随所にレース生地がふんだんに使用されている、藍墨茶色の下着セットを身に着けただけの姿となる。

 秘唇を覆うクロッチの部分以外は下半身の地肌や陰毛が透けて見える大胆な意匠のショーツに、それと対になる、やはり胸当ての上半分がレースで形成されているブラジャー。陽菜の下着は総じて男性の劣情を誘うかのような、非常に妖艶なものだった。

 そんな義娘の妖艶な身体に、弘明は思わず感嘆を漏らした。その仕草を見聞きしたことで、陽菜は羞恥から真っ赤になって俯いてしまう。

「ほら、手が止まっているよ。会場では、ブラはどうしてるの?」
「は、はずして、います……」

 弘明が続きを促す。陽菜はそれに従って、おずおずとブラジャーのホックを外す。

 その身に子を宿した事で、当初より一回りも大きくなりながらも、未だに良型を保っている陽菜の乳房がブラジャーの締め付けを脱して転び出る光景を目の当たりにした弘明は、思わず生唾を呑み込んでいた。

「あの……ほんとうに、はずかしいですから……あんまり、じっくり、みないで……」

 取り外したブラジャーを床に落とした陽菜は、右腕で乳房の先端を覆い隠しながら、やはり涙目で弘明を見つめていた。それに頷いた彼は、自らの雄が滾るのを感じつつ、義娘に続きを促した。

「じゃ、じゃあ……その。きます、から……。ん、しょ……っ」

 弘明からの熱視線に落ち着かない様子を見せながらも、ここからの陽菜の所作は手慣れていた。あっと言う間にウィッグや鍵山雛の特徴でもあるリボンの髪飾りを身に着けた彼女は、
「その、着て、みました……。これで、満足、ですか……?」
不安そうな表情で、弘明の表情を窺った。弘明は頷きながら、
「ほう。とても似合っているじゃないか」
鍵山雛に扮した義娘の様を素直に褒める。すると、陽菜は三度目の安堵の表情を見せた。そうして彼女が隙を見せたその刹那だった。

「だが、ちょっと眺めていて気になったところがあったんだ。失礼するよ」

 弘明が陽菜の身体を手早く抱く。彼女が困惑する一瞬の間に、彼の手管によって、陽菜が身に纏っていた筈の衣装はいつの間にか床にはらり、と落とされていた。彼女はあっと言う間に再びショーツだけの姿へと変えられてしまっていた。

 そんな陽菜の身体を抱きかかえたまま、弘明は再びソファーへと深く腰掛ける。そして、
「このパンツから見えてる、紐はなんだ?」
彼女のぐしょぐしょに濡れそぼっているショーツから覗いていた、紐状のものを手繰り始めた。

「な、ちょっと、やめて! だめです、お義父さん、だめ、っ!」
「まだ赦すとは一言も言っていないぞ。何でも言う事を聞くんだったよな?」

 陽菜の抵抗を、有無を言わせず排した弘明は、彼女のショーツのクロッチをずらして秘唇を露わにさせた。すると、彼女のそこは早速溢れ出て来ていた精と、彼女自身の愛液とが混じり合った、白く濁った混合液を早速とろとろと溢れさせ始める。

「やだ、だめぇ……みないで……みないでぇ……それいじょうは、だめぇ……っ」

 陽菜は遂に手で顔を覆いながら懇願する。弘明はそれを無視して、彼女の秘唇から垂れる紐をひと思いに引き抜いた。

「ん、ぅぅぅぅっ……❤ あっ、だめぇ、ぬけちゃ、だめ……っ……たれ、ちゃう……っ。やぁっ、やだ、だめ、だめぇぇ……っ」

 栓を失った陽菜の秘唇は、ぶりゅ、と不躾な音を立てながら、早速膣奥に溜まっていた間男の精液を溢れさせてゆく。それは夥しい量で、漏出が収まった頃には、陽菜の膣内から溢れ出て来た液体でソファーはおろかフローリングの床までが汚れてしまっていた。

「まさかとは思ったが……ゴムも着けずにやって、中出しまでされていたなんてな。子供を妊娠してしまったら、どうするつもりだったんだ?」
「うぅ……ごめんなさい、ごめんなさい……」

 産婦人科医である弘明は、陽菜の秘唇から漏れ出た液体の正体を瞬時に把握し、あきれ顔で嘆息する。その指摘に彼女はまともな弁明が出来る訳もなく。只管平謝りするしかなかった。

「まさか、夏海もこの男との間の子ってことは、ないだろうね?」

 弘明が陽菜の一番の急所である、図星を指し当てた。最早言い逃れは出来ないと観念したのだろうか。彼女は涙目のまま、首を横に振って、彼の疑念は正しいという事を示した。

「……そうか。これは最早猶予の余地もない。他人の胤で孕んでしまうようないけない義娘には、きっちりと仕置きをせねばならないな」

 そう宣言した弘明は、いつの間にか衣服を全て脱ぎ払い、全裸になっていた。

 そして床にへたり込んでいた陽菜の身体を抱きかかえると、彼女を再度自身の身体の上に乗せ、白濁ですっかり汚れてしまっている彼女のショーツのクロッチをずらし、再び秘唇を露わにさせた。

「お、お義父さん……な、なにを……」
「これから、陽菜ちゃんの女性器マ○コ鉗子これを挿し込んで、間男に中出しされた精液を強制的に掻き出させてもらう」

 恐怖で震える陽菜の秘唇に、弘明は滾った大業物を擦り付けた。それは、彼女の夫のモノとは比べ物にすらならず、先程たっぷりと愛し合った筈の間男の肉茎よりも一回り以上逞しい、まさに剛剣とでも呼ぶべき代物であった。

「やだ、やめて、やめてぇぇ! おとうさん、それだけは、だめぇっ!!」
「陽菜ちゃんは、口答え、出来るような、立場じゃ、もう、ないだ、ろっ……!」

 一物の先端を陽菜の秘唇にめり込ませた弘明は、彼女の懇願を一蹴すると、ひと思いに一物を挿し入れてゆく。

「ひ、ひぅぅ、っ!? おっきいの、ごりごり、はいって、くるっ……! うそ、こんなの、だめ、だめぇっ! お○んこ、こわれ、ちゃうっ……!」

 昼間に咥え込んでいたものとは異質の肉棒を半ば無理矢理挿入されてしまった陽菜は、その質量に目を白黒させている。だが、弘明の一物は未だ彼女の膣に納まり切っていなかった。彼女の様子を気にするでもなく、彼は早速子宮口を抉るかのように腰を揺する。

「子宮の中に入った精液も……しっかりと掻き出させてもらうから、なっ……」
「はぅぅっ!? だめ、おく、だめぇぇぇ!? しきゅうの、いりぐち、ごちゅごちゅ、しちゃ、らめぇぇっ!! そんな、おく、ごりゅごりゅ❤ ごちゅごちゅ❤ さりぇたら、しきゅう、ちゅぶれちゃう! しゅごいの、きひゃう……っ!! ひゃ、ふぁぁぁぁっ❤」

 今までの性交では経験したことのない逞しい抽迭を受けた陽菜は、自らの意思に反して身体をびくびくと震わせながら絶頂へと至らしめられてしまった。

「はぅ、はひ……っ❤ おく、じんじん、してる、のぉ……っ❤ ひぁぁっ!? らめ、おチ○ポ、じゅぽじゅぽ、らめぇぇ❤ お○んこ、めくれちゃう❤ ひなの、お○んこ❤ こわれ、ちゃうぅっっ❤ おかしく、おかしくなっちゃうぅっ❤」

 絶頂の余韻に浸る間もなく、陽菜の秘唇には弘明の剛剣が力強く抽迭する際に与えられる強烈な快感が襲い来る。その度に、彼女は身体をびくびくと震わせて悦ぶ。

 陽菜がそれから三度程強烈な絶頂に至らしめられた頃には、彼女の秘唇や履いたままのショーツ、そして抽迭を続ける弘明の殖栗は、すっかり掻き出されて溢れ出た間男の白濁に塗れていた。

「やれやれ。まだこんなに出てくる……。一体、何回中出しされたんだ?」
「に、にかい、ですっ……❤」
「精液でどろどろの、お○んこに、タンポンで封をしたのは?」
「わたし、ですぅ❤」
「どうして?」
「ん❤ せーし❤ おくで、たぷたぷ、するの❤ きもちよくって、すきなのぉ❤」

 肉棒を突き込みながら問う弘明に、陽菜はすっかり屈してしまっていた。彼女は無意識に腰を動かし、彼の肉棒から精を絞らんとしていた。

「そんなに、精液が好きなら……僕の精液で、陽菜ちゃんの子宮をたぷたぷに、してあげようっ!」
「やぁっ、だめ❤ おとーさん、だめぇ❤ なかだし、だめぇっ❤ だめ、だめ、ですぅっ❤」

 蠢動する膣肉に耐え切れなくなったのか、弘明は陽菜に種付けをすべく、業物の先端を子宮口に擦り付けて射精の態勢に入る。彼女はそれだけは何とか避けようと、彼の腕の中から脱しようと藻掻いていた。

「間男に懇願するくらい、中出しが好きなんだろっ!? なら、僕が中出しするくらい、訳ないよなぁっ!?」
「らめ、らめぇっ❤ いま、なかだし、されたらっ❤ ひなの、お○んこ❤ ぜったい❤ だめに、なっちゃうっっ❤ おとーさんの、おチ○ポじゃないと❤ イけなく、なっちゃぅ、からぁっ❤ らめ、しきゅうの、いりぐち❤ ぐりゅぐりゅ❤ らめぇぇ❤」

 煽りながらも我武者羅に射精へと向かう抽迭を止めようとしない弘明に、陽菜は首を振って膣内射精だけは赦してくれと懇願する。しかし嬌声交じりのそれは、結果として彼の征服欲を掻き立ててしまう結果となる。

「そう、か……っ! じゃあ、ほら! なかだしで、イけっ! ほら、ひなっ!! なかに、だす、ぞ、っ! 康弘むすこにあやまりながら、いやらしく、こしをふって、なかだしで、イけぇっ!!」
「ひぁぁ❤ らめ、らめぇぇっ❤ ごめん、なしゃい❤ やすひろ、さん❤ ごめんなしゃいっっ❤ あなたの、おとーさんの、おチ○ポに❤ たねづけ、されて❤ イっちゃい、ますっ❤ あっ、イく❤ だめ❤ イく、イくぅぅぅぅぅっ❤」

 最早逃れられぬと観念したのだろうか。陽菜は弘明の言い付け通りの言葉を譫言交じりで口にしながら腰を浮沈させ、彼の肉棒を舐るように咥え込みながら絶頂へと向かっていった。最早躊躇いが一切ない陽菜の腰遣いにたまらず、弘明も同時に絶頂へと至る。

 子宮口にぴったりとくっついた鈴口から、どぷどぷと無遠慮に吐き出される精の質量を感じ取った陽菜は、
「しゅごいぃ❤ しゅごい、よぉ❤ イってる、お○んこに❤ どぷどぷ、って、せーし、でて、るぅ……っ❤ おとーさんの、おチ○ポ❤ びくびく、って❤ しゃせー、するたびに❤ お○んこも、イっちゃってる、よぉ❤ こんなの、らめ、なのに❤ いままでで、いちばん❤ きもちいぃ、のぉ❤」
蕩け切った恍惚の表情で下腹部を撫でていた。


 それから精液を掻き出すという建前の激しい抽迭と、それと相反する幾度もの膣内射精を経た陽菜の女性器は、夜が明けて雀や鳩の鳴き声が聞こえて来るような時間となると、すっかり義父の精液で塗れてしまっていた。

「ふぅ、っ……! 流石に、これで、打ち止め……っ。はぁ、はぁ……ふぅ……っ。陽菜ちゃんのお○んこ、名器すぎだわ。久しぶりに打ち尽くすまでヤり続けたなぁ……」
「ひぁ、ぁ……ぁ❤」

 弘明の一物で一晩中耕され続けた陽菜の膣内は、すっかり彼の肉棒の型に整形されてしまっていた。ソファーの上で大股を開いて放心状態の彼女の秘唇は、肉棒を引き抜かれてもなお閉じることはなく、たっぷりと義父に注がれ続けた精を止め処なく溢れさせていた。

「今度からは、セックスがしたくなったら、僕が相手をしてあげるからね」
 夢見心地の陽菜の唇に、弘明が半勃ちになった、精と愛液に塗れた肉棒を近づける。すると、
「ふぁ、ふぁいぃっ❤ んむ、れるっ……んぅ❤」
彼女は嬉しそうに微笑んで、先程まで自身の膣内を抉っていた逞しい肉棒に丁寧に舌を這わせて、後始末に勤しんだのだった。


 あの日の出来事以降、陽菜は達哉のサークルである「ビッグ・イニング」ではなく、弘明が本業の片手間で主催するサークル「白濁ドルチェ」で売り子をするようになった。

 義父に不貞の証拠を握られて、言いなりになっているという建前も勿論ある。だが、それ以上に、陽菜自身が弘明以外との性交では絶頂に至れなくなってしまったという事も大きかった。

 陽菜が義父から出された不倫の証拠を口外しない条件は、
「間男である達哉とは以後一切肉体関係を結ばないこと」
「性欲が抑え切れない時は弘明と性交すること」
「妊娠してしまった場合にちゃんと言い訳が出来るように、康弘おっととも定期的に交わること」
の三つだった。

 一つ目については、陽菜は最早達哉の肉棒など眼中にすらない状態であるため、自ずと達成できると言えた。

 二つ目も彼女にとっては願ったり叶ったりの内容。性欲が溜まりがちである陽菜にとって、絶倫である義父が相手してくれるということは、陽菜自身の精神の安定にもつながるからだ。

 三つ目だけは、彼女にとってはどうしても苦痛だった。元々陽菜が達哉と抜け出せない肉体関係に至ったのは、夫の不甲斐なさが間接的な原因であったからだ。

 だが、それを拒否すれば、陽菜の立つ瀬は一気に失われてしまう。故に彼女は、不承不承ながらも、夫との肉体関係を再開するに至っていた。

 陽菜が夫と交わるのは、月に一度あるかないかの、彼がまともな時間に帰って来る事が出来た日の深夜だった。それも彼女が自発的に誘うということはまずなく、夫の求めによって仕方なくというのが常だ。

 しかも康弘の技巧はやはり下手の横好き程度で、一向に上達する気配はない。妻が漏らす嬌声が偽りのものであるという事にすら気付かないのだから、彼女がそれを苦痛に感じるのも無理はない。彼女には中途半端な刺激を受けたことによる鬱憤が溜まりゆくばかり。

 陽菜は欲求不満が限界に達してしまうと必ず義父を求めた。彼女はその時ばかりは二つ目の条件で縛られているという建前すら忘れ、まるで康弘との行為の記憶を上書きするかのように、夫との行為では味わえない快感を貪るのが常となりつつあった。


 陽菜が義父と交わるようになってから、半年が経った。彼女は今では孫の面倒見という建前で夕方から夜半にかけて来訪してくる弘明と、ほぼ毎日のように身体を交える関係となっていた。

 康弘は平日も休日も職場に向かっていて、基本夜遅くまで帰宅しないので、陽菜と弘明が二人きりになれる時間はいくらでもあった。

 陽菜は当然のように、弘明の精液を毎回膣内で受け止めていた。寧ろ彼女が進んで中出しをねだる事の方が大半だった。それでも彼女が妊娠してしまわなかったのは、彼が産婦人科医であったからに他ならない。

 陽菜の月経周期は弘明が医師として管理しており、彼女が希望しない限り妊娠はしないように制御コントロールされていた。

 互いに余りある性欲を発散するだけの間柄。そんな彼等の関係に転機が訪れたのは、冬コミが近い或る日の事だった。


 弘明はこの日、主治医として陽菜の訪問を受けていた。彼女は服用している経口避妊薬ピルの定期健診を受けにやって来たのであった。その際に彼は、
「夫に『そろそろ次の子供が欲しい』って言われちゃって……」
陽菜から何とも複雑な事情の相談を受ける事となる。

 彼女が曰く、どこから吹き込まれたのかは定かではなかったが、定期的に妻を抱いているのに、子供がなかなか出来ないのには何かしらの問題があるのではないか、と夫が疑問を抱いている様子なのだという。

「それで『婦人科の病気だといけないから、もしよかったら、父を頼ってくれ』って……」
「いや、ホント何というかね……陽菜ちゃんの苦労が垣間見えるようだよ。こんな愚息で本当に申し訳ないよね」

 事の顛末を陽菜から聞いた弘明は、苦笑を浮かべるしかなかった。それにつられて、彼女もばつが悪そうにしていた。既に彼女の身体は主治医たる義父の徹底した管理下にあり、子供が出来ないのはそういう意思が彼女には無いからだ。

 それに気付けないのは彼女の夫ばかり。弘明は息子に代わって義娘に謝したのであった。

「しかしアレでしょ。無計画に二人目って言ったってさぁ。稼ぎもままならない万年最底辺の平社員のままじゃ、あまりにも無理があるよね?」
「そうなんですよね……。でも、是非欲しいって聞かなくて……ホント困ってます」

 陽菜と身体を交えるようになってから、弘明は何かと義娘の愚痴を聞くようになった。その中で一番多かったのが、経済困窮の問題である。それは息子に主たる要因があるのは明白だった。

 だから弘明は、サークルの売り子を頻繁に陽菜に頼むなどすることで、彼女に対して多少の経済援助をして来たつもりだった。それでも未だに困難な状況が続く中でのそれだ。
「こんな状況で二人目の話など、よく出す気になったもんだよ……。陽菜ちゃんの日頃の苦労が目に浮かぶね……」
弘明は康弘のあまりの愚息ぶりに、親として呆れ返ってしまっていたのだった。

「流石に、二人目となると、今の給料ではやっていけそうになくて……」
「いっそ、ウチに医療事務として来るかい。陽菜ちゃんの事務員としての才能は折り紙付きだし、役所よりは多く出してやれると思うけどね」

 経済困難の解消について、かなり突き詰めた話になりつつあったところで、
「先生! いつまで陽菜さんと話してるんですか。次の予約時間はとっくに過ぎてますし、患者さん、後ろつっかえてますよ!」
看護師長が弘明に苦情を言いにやってきた。診察だけのつもりが、いつの間にかかなり脱線してしまっていたようだ。看護師長からの指摘で、漸く二人はそれに気付いたのだった。


 その日の晩。昨今では珍しく早く帰宅した康弘が、陽菜の身体を求めてきた。今宵も弘明と身体を交えられると期待して彼との逢瀬の約束を取り付けていた彼女は、義父との契を反故にする訳にもいかず、気後れしつつもそれを受け入れていた。

 ところが陽菜は、今回の夫との行為では、期待していた快楽を一寸程も得る事が出来なかった。少し前までは辛うじて感じる事が出来ていた、肉棒が膣を擦る際に与えられる中途半端な刺激すら、今回は皆無だった。

 陽菜は、夫とでは全く不感になってしまっているという事実にそれで改めて気付かされてしまう。だがそれは、普段から夫よりも卓越した技量を持つ義父に女としての悦びをほぼ毎日のように与え続けられてきた陽菜にしてみれば、無理のないことでもあった。

 今回快楽を得ていたのは康弘ばかり。一方通行な性交ほど、盛り上がりに欠けるし、苦痛である。改めてそれを味わわされた陽菜は、毎度の如くわざとらしい嬌声を発しながらも、内心で深く溜息を吐いていた。

 独り善がりな乾坤一擲の射精の後、日頃の疲労ですぐ睡魔に屈服してしまった夫の姿を尻目に、陽菜は徐に寝台の横に備え付けられていたちり紙の箱から数枚を抜き出す。

 彼女は軽く丸めたそれを秘唇に押し当てて、先程膣内に射精されていた、申し訳程度の夫の胤を拭い取ってゆく。

 後始末を終えて立ち上がった陽菜は、夫と共用している箪笥の一角にある、彼には絶対触らせない区画を開いた。そこから彼女が着替えとして取り出したのは、康弘には一度たりとも見せた事がない妖艶な意匠のショーツだった。彼女はその足で浴室へと向かう。

 浴室に至った陽菜は、先程夫に穢された身体、特に下半身を丁寧に清めてゆく。

 暫くして脱衣所に現れた湯上りで上気した彼女は、予め用意してあったバスタオルで全身の水気を拭うと、先程の股間を覆う薄布だけを身に纏った姿の上に、夫との性交前まで身に着けていたワンピーススカートを着用して、手早く身支度を整える。

 再び余所行きの格好となった陽菜が自宅を抜け出て向かっていたのは、そこから歩いて数分程度の至近距離にある、義実家だった。

 
 既に深夜という時間帯ということもあって、陽菜は義実家の勝手口に至ってから弘明に直接連絡を取っていた。程なくして顔を出した義父に連れられて、彼女は普段逢瀬に利用させてもらっている六畳ほどの和室の客間へと至る。

 弘明の手によって部屋の襖が閉じられ、閂がされる。その刹那に、陽菜は脱衣を始めていた。彼が振り向いた時には、彼女が身に着けていたワンピーススカートは無造作に畳の上に落とされていた。

 薄花色の肌触りの良さそうな薄布の随所に同色のレース生地が縫製された、一見清楚そうに見えつつも、恥丘や叢が見え隠れしてしまうように一部の布地が敢えて取り除かれた大胆な意匠のショーツだけを身に着けた陽菜は、はにかみながら弘明の身体に抱き付く。

 弘明はそういうことヽヽヽヽヽヽを義娘が求めて来ているという事を理解していた。だが、こうも積極的な彼女の姿は未だかつて見たことがなかったから、困惑しきりだった。

「ひ、陽菜ちゃん……?」

 義父からの問いに、彼女は蕩けた表情で小さく首を縦に振った。陽菜はそのまま、
「もう、がまん……できない……❤ おとーさん❤ えっち、してぇ❤ ひなの、こと❤ いっぱい、きもちよく、してぇ❤」
簡潔に要求を伝えながら彼の唇を奪った。早速積極的に自らの舌を挿し入れてくる陽菜の様子に堪らず、弘明も要求に従って彼女の舌に自らのそれを絡め始める。

 二人は呼吸を乱しながら、快感を引き出すかのように濃厚な接吻キスを繰り返す。その片手間で弘明が衣服を脱いで生まれたままの姿となると、陽菜は嬉しそうに既に硬くいきり勃った一物へと手を伸ばし、幹や殖栗を優しく撫で擦り始める。

 弘明もそれに呼応して陽菜の股間へと手を伸ばす。彼女が履いている、目の前の男の為にわざわざ用意したと思しきショーツのクロッチは、すっかり昂ってしまっている彼女の秘唇から溢れた蜜を吸って湿っていた。彼がその上から雌蕊に沿って指を滑らせると、
「ん、あふぅ、っ❤」
陽菜は接吻の合間ながら、蕩けた嬌声を漏らす。彼女の陰核はぷっくりと勃って存在感を主張していた。弘明が布越しに硬くなったそれを優しく撫でてやると、陽菜は彼の唇に舌を挿し入れたまま、気持ちよさそうに身体をぴくぴく震わせて、軽い絶頂へと導かれた。

「はぁ、はふ……❤ おとーさん❤ もっと、もっと、ひなのびんびんになった、クリ❤ いっぱい、いじめてぇ❤ ひな❤ そこ、いじめられる、と❤ すぐ、イっちゃう、の❤」

 息継ぎの合間、陽菜は弘明の耳元で続きをねだる。再び舌を挿し入れてくる義娘の要求に応じて、彼はショーツの上部にある布地がない部分から手を侵入させ、蕾をくにくにと刺激してやる。

「ん! んふぅ、っ❤」

 途端、陽菜の秘唇からはとろとろと蜜が膣奥から滴り落ちてくる。弘明は陰核を親指でぐりぐりと押し付けながら、溢れ出た蜜を潤滑油替わりにして自らの人差指と中指に塗りたくると、彼女の秘唇を押し開きながら二本の指を挿入してゆく。

 弘明の指が二本も容易く膣内に納まってしまったことで、彼の滾った剛剣を扱く陽菜の手にも力が入る。彼女は左手の親指で器用に亀頭の先端を責めながら、人差指と中指で雁首を優しく擦り上げてゆく。弘明の身体もまた、陽菜からの刺激でどんどん昂ってゆく。

「ふぁぅ❤ ゆび❤ らめ❤ クリと、いっしょに❤ そこ、されると❤ ひな、また❤ イっちゃう❤ イっちゃう、からぁ❤ らめ、イくっ❤ ん、ぅぅぅっ❤」

 二人の互いの性器を高め合う動きは、次第に激しいものへと変化していた。陽菜は何度も秘唇に挿し入れられた二本指で絶頂に至らしめられながらも、弘明の一物のぱんぱんに膨らんだ幹を、先走りで潤滑を得た、親指と人差し指で作った輪で熱心に擦り上げている。

 陽菜の履いたままだったショーツは最早溢れる蜜を受け止め切れていない。クロッチが吸い切れなくなった愛液は彼女の太腿にまで滴ってきてしまっている。

「おとーさん……❤ もう、ほしい……っ❤」

 切なそうな表情を浮かべた陽菜が、蕩け切った眼差しで性交をねだる。頷いた弘明は彼女の身体を優しく抱きすくめると、そのまま予め用意されていた布団の上に彼女を押し倒した。

 弘明が陽菜の上に覆い被さる。すると彼女は自らぐしょぐしょに湿ったショーツのクロッチをずらすと、彼の肉棒の根本を優しく撫で擦って刺激を与えつつ、先端を膣口にめりこませながら、
「もう、がまん、できないのぉっ❤ ひな、の❤ えっちな❤ とろとろ、お○んこに❤ おとーさんの、かちかちの、おチ○ポ❤ いれてぇ❤ おっきな、おチ○ポで❤ ひなの、お○んこ❤ いっぱいに、してぇ❤」
蕩けた表情で弘明を見つめつつ挿入をねだった。彼はたまらず、無遠慮に彼女の膣奥まで張りつめた強直を届かせる。

「ひぁ❤ おチ○ポ❤ はいって、きて……っ❤ そんな、いきなり❤ おく❤ だめ❤ あっ、だめ、だめぇぇ❤ おチ○ポ❤ おくまで、はいって、きた、だけで、イっちゃう、だめ、イく、イくぅぅぅぅっ❤」

 陽菜はたったそれだけでも一際大きな絶頂へと至らしめられてしまう。彼女の膣は侵入してきている男根から精を搾らんと、きゅうきゅうと締め付けて刺激を与えてゆく。

「う、っ……ひな、ちゃん……きょう、いつもより、すごい、っ……」

 普段よりも膣圧が高いという事を感じた弘明が、抽迭を繰り返しながら漏らす。すると陽菜は
「ん、んぅっ❤ わたしも、すっごく❤ きもち、いいっ❤ おとーさんの、おチ○ポ❤ よすぎ、て❤ すぐ、しきゅう❤ おりて、きちゃう❤ おとーさんとの、あかちゃん❤ ほしく、なっちゃう、よぉ❤」
それが妊娠願望によるものだという事を嬌声交じりに告げる。陽菜の心境の変化と自身への屈服具合を目の当たりにすることとなった弘明は、背筋をぞくぞくと震わせていた。

 息子には勿体のないこの女性を自身に靡かせる。それが彼の当初からの目的だった。彼自身幾度も女性を屈服させてきた経験はあったが、ここまで達成感に満ち溢れるようなことは未だかつてなかった。だから、それも相俟って弘明の肉棒は最高潮まで怒張していた。

 そんな硬く滾った一物を抽迭して陽菜の膣奥を突く度、彼女はその動きだけでも強烈な快感を得て、何度も絶頂に至らしめられていた。いつしか彼女は弘明の抽迭に合わせて腰を動かして、より深い快感を貪る事に夢中になっていた。

 次第に射精感がこみ上げて来ていた弘明は、陽菜の膣の中程まで垂れさがって来ている子宮口に亀頭をめり込ませつつ腰の動きを小刻みなものに変えた。彼が先端を子宮口に擦り付けながら射精に至ろうとしている。それを感じ取った彼女は、
「らめ、きちゃう❤ しゅごいの、きちゃう❤ ひな、また、イっちゃう❤ おとーさんの、ぶっとい、おチ○ポで❤ また、イっひゃうっ❤ ふぁぁ❤ おとーさんの、おチ○ポ❤ ひなの❤ お○んこのなか、で❤ びくびく、って、して……っ❤ おとーさんも、イってぇ❤ ひなの、お○んこの、なかで、イってぇぇぇぇ❤ いっしょに、イきたい❤ せーし、なかだし、されながら、イきたい❤ んぅ❤ そこぉ❤ しきゅうの、いりぐち、に❤ おチ○ポ❤ くっつけた、まま❤ いっぱい、なかだし❤ してぇ❤ あかちゃん、できちゃう、くらい❤ いっぱい、おく、に❤ かけてぇ❤ たねづけ、してぇ❤」
蕩け切った表情のまま、膣内射精をねだる。陽菜の可愛いおねだりに応えるかのように、弘明はすぐそこまで見えて来ていた絶頂に向かって一際激しく腰を使って駆け上ってゆく。

 やがて陽菜が一際大きな絶頂に至ったところで、弘明も耐え切れず肉棒を彼女の膣奥に埋めたまま絶頂へと至った。弘明の肉棒はびくびく、と震えながら脈動して、陽菜の子宮口目掛けて精を迸らせてゆく。それを膣奥で具に感じ取った彼女は、
「あ、あぁぁ……っ❤ せーし、でてりゅ❤ でてりゅ、よぉ❤ イっちゃってる、お○んこに、せーし❤ なかだし、いっぱい、されてりゅぅ❤ すっごく、すっごく、きもち、いいのぉ……❤」
恍惚の表情のまま絶頂の余韻に浸って、若干呂律が回らぬままの譫言を独り言ちていた。

 びくびくと下腹部を痙攣させている陽菜の膣内から、弘明が射精を終えた肉棒をゆっくりと引き抜く。すると彼女の秘唇は早速ごぽ、と不躾な音を立てながら、膣内に納まり切らなかった義父の精を溢れさせてゆく。

 肉棒が引き抜かれた刺激でもう何度目かも分からぬ絶頂へと至った陽菜は、
「ひゃぅ、っ❤ はふ、……❤ やだ❤ お○んこ、から❤ せーし❤ いっぱい、でてきちゃって、る……っ❤ こんなに、いっぱい❤ せーし、なかだし、されちゃったら❤ おくすり、のんでなかったら❤ あかちゃん❤ ぜったい、できちゃう、よぉ……❤」
自身の身体によって弘明が大量射精に至ったという事実に、妊娠願望の高まりと共に女としての悦びを得て、感激してしまっていた。

「ふぅ、っ……。しかし、なんでまた。二人目は困るんじゃなかったの?」

 弘明が精を秘唇から溢れさせたままに余韻でぐったりと横たわる陽菜の唇に、先程まで彼女の膣内に埋まっていた、精と愛液で塗れてしまっている肉棒を近づけながら問う。

 陽菜は嬉しそうに微笑むと、それの先端へと舌を這わせて舐め取りながら、
「ん❤ れるっ❤ れる、っ❤ ん、くっ……❤ きょう、あのひと、と……えっち、したんだけど……ぜんぜん、きもちよく、ないというか……もう、なにも、かんじなく、なっちゃってて……。それで、もう、このおチ○ポじゃないと、だめなんだなぁ、って、おもったら❤ しきゅうの、おく❤ ずっと、むずむず、しちゃって、て……❤ なつみちゃんを、にんしんしたとき、みたいに❤ おなかの、おく❤ ずっと、あっつい、から❤ きっと、おとーさんの、あかちゃん❤ からだが、ほしくなってるんだなぁ、っておもって❤ ん、むっ❤ ちゅ、っ❤ んふ❤ また、おチ○ポ❤ おっきく、なって、きた❤」
後始末ヽヽヽを続けつつ今宵の積極性の理由を語った。それを耳にした弘明は興奮を抑えきれず、彼女の舌技も相俟って、肉棒はすぐさま臨戦態勢へと舞い戻っていた。

「そんなに、二人目が欲しいなら……僕の二人目の子供を、陽菜ちゃんに、孕んで、もらおう、かなっ……!」
「ん、あぁぁ、っ❤ さっき、より❤ かたく、なって、る、っ❤ おとーさんの、おチ○ポ❤ すてき、っ❤ ひなの、お○んこ❤ いっぱいに、なっちゃってる、よぉ❤」

 弘明は陽菜の未だに精がどろどろと滞留する膣内に再び硬く滾った肉棒を挿し入れながら、彼女の意に沿う事を宣した。それに嬉しそうに頷いた彼女は、早速あられもない嬌声を再び漏らし始める。

「冬コミの、あと……温泉に、毎年、妻と、行っているんだけど……康弘と、一緒に……ついて、きなさい。それまで、に……いろいろと、準備、して……そのとき、に、しっかりと、孕ませて、あげるから、ねっ……!」

 弘明は具体的な方策について考えの一部を明かしながら、陽菜の膣内に再びたっぷりと射精するべく、子宮口に亀頭を擦り付けながら限界まで高まってゆく。彼女も再びの膣内射精を欲して、彼の腰の動きに合わせて膣で怒張を熱心に咥え込みながら絶頂へと向かう。

「ひな、ちゃん……また、おくで、だす、よっ……っ」
「きて❤ だして、だしてぇ❤ ひな、も❤ また、イっちゃう、イっちゃう、からぁ❤ キス❤ キス、しながら、しゃせー❤ してぇ❤ せーし❤ ひなの、お○んこの、おくに❤ そこっ❤ しきゅうの、いりぐち❤ おチ○ポ❤ くっつけた、まま❤ どぷどぷ、だして、だしてぇぇ❤ ん、んんっ❤ ん、んふぅぅぅ、っ❤ ひぁぅ、ふぁ、ぁぁっ❤」

 膣奥で再び弘明の精を受けた陽菜は、嬉しそうに表情を蕩けさせて悦ぶ。自らが欲した通りに、子宮口に目掛けて焼け付くような質量の射精を受たことで、彼女は子宮に精が染み込んでくる感覚もはっきりと自覚させられ、すっかり乱れてしまっていた。

「きょう、も……タマの中……からっぽに、なるまで……ひな、ちゃんの、お○んこ、に……なかだし、するから……っ! このまま、ぬかずに、いく、よっ!」
「ん❤ きてぇ……❤ ひなの、お○んこの、おく❤ しきゅう❤ たぷたぷになるまで、せーし❤ そそいでぇ❤ おチ○ポ❤ しゃせー、してぇ❤ ふぁ、ぅ❤ ひぁぁっ❤」

 既に二度も射精したにも拘らず、未だに滾ったままで陽菜の膣内に埋まっていた肉棒を、弘明は再び抽迭し始める。

 果たしてこの日も二人は、夜が明けて雀や鳩の鳴き声が聞こえて来るような時間まで、互いを蕩かすような性交に明け暮れたのであった。


 大晦日。陽菜は朝早くから弘明と共に東京国際展示場ビッグサイトへと赴いていた。彼女は何とか年末進行から脱した夫と、義母、そして娘とは後ほど合流したうえで、栃木県の那須にある、弘明が贔屓にしている温泉宿へと向かう手筈になっていた。

 陽菜はあれから経口避妊薬の服用を中止していた。医師である義父の管理のもとで細やかな調整までがなされた結果、彼女は本日が排卵日であった。彼女は危険日であるということもあって、今晩の事を想像してしまい、身体を火照らせていた。

 開場直前の時点で、身に着けていた紫色の薄布と黒いレース生地で形成された、鼠径部の肌色が透けてしまうような意匠の妖艶なタンガショーツのクロッチが溢れた蜜でぐしょぐしょになってしまう程には、既に陽菜の身体はすっかり発情し切ってしまっていた。

 陽菜は濡れそぼった股間の様子を自覚して、頬に紅葉を散らしつつも、弘明の本を求めて殺到する来場者に蕩けた笑顔を振り撒いていた。その様が非常に妖艶であると噂が立ち、それが功を奏したのかは定かではなかったが、彼のスペースはいつもより盛況であった。


 午後の早い段階で予定の部数を捌き切った弘明のスペースでは、撤収準備が着々と進められていた。

 その指揮を裏方であった二人の男性に任せた彼は、知己の医務スタッフの伝手で、医務室の一角を借り切っていた。そこに備え付けられた寝台に、伴ってきた、着替えを終えた陽菜を横たわらせる。

 調子が悪そうな彼女に処置を行う、と半分以上方便を嘯いて人払いをさせた弘明は、早速陽菜に大股を開くように指示する。彼女は羞恥で頬を赤らめながらも、それに従う。

「もう、こんなにぐしょぐしょじゃないか……」

 持参した医療器具の準備を進めながら、弘明が陽菜の股間の様子を一瞥して一言。彼女が身に着けていた紫色のタンガショーツのか細いクロッチは、溢れた蜜を吸い続けた結果、秘唇が当たっている部分が青黒く変色してしまっていたからだ。

「ん……❤ だって……もう、まち遠しくって……❤」

 陽菜はそれが期待からであるという事を認め、恥ずかしそうに小さく頷く。その様に弘明は股間が熱くなって来るのを感じながらも、手際よく処置の準備を整えてゆく。

 これから行われるのは、陽菜の膣奥にある子宮口に、あるものを被せる処置。それは婦人科で子宮の位置を矯正する際に使う、ゴム状の医療器具。弘明が婦人科の医師でなければ扱えないものだ。そしてそれには、殺精作用がある医薬品が塗りつけられている。

 それを陽菜の膣奥に留置することで、それを取り外さない限りは、彼女は妊娠をしてしまうことはなくなる。危険日であって、弘明の子を望む彼女がそれを取り付けなければならないのは、既成事実アリバイを得るために、彼と交わる前にまず夫と交わる必要があるからだ。

 弘明としても、康弘むすこに美味しいところを持っていかれてしまうのは本意ではない。だから、陽菜が息子の精で孕んでしまうという危険性を無くすため、彼は医師という立場を私的に悪用していた。

 無論、陽菜としてもこの方法を用いることに、事前に同意している。彼女もただ子が欲しいだけではなく、夫・康弘のではなく義父・弘明の子が欲しいと願っているのは間違いないからだ。

 果たして処置は数分程度で完了した。陽菜としては、目的地に着いてから夫と義務で交わらなければならないことが憂鬱だった。しかし、それは避けては通れない道だ。

 陽菜はその後に待っている、快感が約束された義父との性交セックスへの希望を糧にすることで、夫との不満足な性交を何とか耐えようとこの時志していたのだった。


 撤収完了後、これから忘年会へと洒落込むらしい協力者二人を途中で降ろした弘明が運転するミニバンは、更に途中で自身の家族を拾った後に、一路那須へと向かっていた。そこまでは、東京国際展示場から休憩も込みで凡そ三時間ほどの道程だった。


 到着するなり、弘明は康弘と陽菜に入浴を勧めた。娘の面倒は見ておくから、という義母の言葉に甘えた二人は、早速大浴場へと向かって、汗を流した後に温泉を堪能した。

 彼等が宛がわれた部屋へと戻ってくるのと入れ違いで、義父夫妻が大浴場へと向かったようだ。どうやらすっかりお祖母ちゃんっ子になってしまっている様子の娘は、義母に引き連れられて大浴場へと向かっていったようだ。彼等は期せずして二人きりとなった。

 弘明と陽菜の事前予想通り、この好機を逃すまいと康弘が性交を求めて来た。あまり気乗りしない彼女ではあったが、既成事実を作る為にはやむを得ないか、と諦観して夫の要求に応じることに。

 しかしながら、夫との性交では全くと言って良いほど何も感じなくなってしまった陽菜にとって、やはりその時間は苦痛でしかなかった。早く射精して欲しい。彼女はその一心で偽りの喘ぎを発しながら、嵐が過ぎ去るのを待つほかなかった。


 夕食の時間となり、家族揃って食堂へと向かう最中。陽菜は用足しと偽って道を外れ、見かけた便所へと駆けこんでいた。彼女は予め義父から受け取っていた二本の膣洗浄液のうち一本を丸々使用して、丁寧に夫から膣内射精された精液を洗い流していた。

 続けて彼女は、先程会場の医務室で自身の子宮口に設置された医療器具の抜去を行おうとしていた。これらの手順は、予め弘明に指示されていたものである。

「んぅ、っっ……❤ もう、こんなに……❤ しきゅう❤ おりて、きちゃってる……❤」

 陽菜が秘唇に指を挿し入れると、普段ならばなかなか自身では届くことがない子宮口に、彼女のそれは容易に触れる事が出来た。

「ん、んぅぅ、っ❤ ふぁぅ、っ❤」

 陽菜が蕩けた嬌声を食いしばった口から漏らしながら、何とか子宮口に嵌っていた医療器具の抜去に成功する。すっかり呼吸を乱してしまっていた彼女は、息を整えながら仕上げの再洗浄を一度目同様に丁寧に行ってゆく。

「これで、よし……❤」

 全てを手順通りにこなした陽菜は、先程まで自身の膣に埋まっていた医療器具や膣洗浄液の空容器などを、備え付けてあったゴミ箱へと放ると、足早に家族の後を追いかけていった。


 食事を終えた後、陽菜は夫と共に一度部屋へと戻っていた。彼女は義父に夫を沈酔させてこい、と酒瓶を二本程渡されていた。彼女はそれに従って、康弘を飲酒へと誘った。

 康弘は、陽菜が酌をしてくれているということもあって、飲酒を始めて三十分程で、上機嫌のまま机に突っ伏して寝息を立ててしまった。

 そんなすっかり酒に呑まれてしまった夫を敷かれていた布団へ寝かせた陽菜は、これから行われるであろう、間違いない快感が約束されている性交への期待で息を弾ませながら、物音を立てないようにその場を後にする。

 部屋を脱した陽菜が足早に向かっていたのは、宿の別館にある、貸切の露店風呂が備え付けられている贅沢な客室だった。

 夫を酒で沈めたならばその部屋へと来るように、と義父に指示されていた陽菜は、逸る気持ちを抑えながら、予め受け取っていた合鍵で中へと潜り込む。

 八畳程の広さのその部屋には、二人分の大きさの布団が既に敷かれていた。部屋の奥にある広縁の先では、源泉かけ流しの露天風呂が湯気を立てている。

 この部屋は本来ならば時間制の貸切である筈なのだが、どうやら弘明が大枚を叩いて朝まで独占的に貸切にさせた様子だった。

 おっかなびっくり入って来る陽菜の姿を見て立ち上がった弘明が、彼女を部屋の奥へと誘った。彼が待ちきれなかったとばかりに抱き付いてくる彼女の唇を奪う。二人はそのまま互いの浴衣の帯を解いて素肌を露出させてゆく。

 弘明は既に下着を身に着けていなかった。浴衣を開けて硬く滾る剛剣を露わにさせた弘明の膝下に跪いた、同じく浴衣を脱ぎ払って、会場で身に着けていた下着のうちショーツだけの姿となった陽菜は、早速溜まらないといった表情で幹や玉袋へと舌を這わせ始める。

 彼女が丁寧に根本から雁首までを舐めて刺激を与えてゆく。それだけで弘明の肉棒は快感からかびくびく、と震える。その様子に嬉しそうに微笑んだ陽菜は、満を持して亀頭から雁首にかけてをゆっくりと咥えて舐ってゆく。

 義娘に口淫フェラをさせながら布団に横たわった弘明は、暫く彼女の舌技を堪能した後に、
「どれ、陽菜ちゃんのお○んこ……ちゃんと綺麗に出来てるか、見てあげよう……」
自らの顔に跨るように指示する。陽菜は顔に紅葉を散らしながら小さく頷くと、彼に従って相互口淫シックスナインの態勢になる。

 弘明は早速、陽菜の股間に顔を埋めると、午前中からぐしょぐしょに濡れそぼっていた花弁から溢れる蜜を受け止め続けたことで、濃厚な女性の匂いを放っているショーツの、か細いクロッチをずらして、期待から蜜を溢れさせている秘唇を指で押し広げてみる。

 弘明が陽菜の秘所を指で押し拡げながら膣奥の様子を伺う。彼の指で秘唇が弄される度、彼女は快感でぴくぴくと身体を震わせていた。

「ちゃんと器具ペッサリーも除去できてるし、お○んこも、綺麗に洗えてるね……」
「んぅ、っ❤ はぁ、はぅ、っ……❤ ん、むっ❤ んっ❤ ちゅぷ、ちゅぷっ❤」

 弘明から太鼓判を押された陽菜は、嬉しそうな表情のまま、再び彼の肉棒を、音を立てて舐り始める。彼も義娘の期待に応えるかのように、彼女の性感帯でもある陰核を丁寧に舐って刺激を与えてやる。

「ん、んぅぅぅっ❤ はぅ、はふっ……❤ おとーさん、らめ❤ クリ❤ ぺろぺろ、されたら❤ すぐ、イっちゃう、よぉっ❤ んぁ、あっ❤ あっ、あぁっ❤ イくぅぅっ❤」

 陽菜が溜まらず口淫を止めて絶頂が近い事を告げる。弘明はそれを無視して、早速絶頂に至った彼女の秘唇から滴り出てくる愛液を啜りながら、執拗に陰核を責め続けていた。

 陰核を責め続けられたことで、何度も絶頂へと至らしめられてしまった陽菜は、
「おとーさん……❤ もうっ、クリ❤ だめぇ❤ そんなに、クリ、で❤ イカされちゃったら❤ もう、おチ○ポ❤ いれてほしくって❤ ひな、がまんできない、よぉ……❤」
更なる快感を求めて、続きをねだる。

「ちゃんと我慢できた、えらい子には、ご褒美、あげなきゃね……。いいよ、陽菜ちゃん、おいで……」

 陽菜の意を汲んだ弘明が寝転びつつ許可を与える。すると陽菜は嬉しそうな表情のままで彼の下半身へと乗りかかってゆく。そして最早再用には間違いなく耐えられそうにない、すっかり蜜で汚れてしまったショーツのクロッチを自らずらして秘唇を露わにさせると、
「おとーさんの、たくましい、おチ○ポ❤ ひな、の❤ とろとろ、きけんび❤ お○んこの、なかに❤ いれ、ちゃう……ね❤ あ、ぁぅっ……❤ かたくて、おっきい、の❤ はいって、きて……っ❤ この、おチ○ポ❤ じゃないと❤ もう、だめ、だめなのぉ❤」
陽菜は蜜を溢れさせたままの秘裂で義父の男根をゆっくりと咥え込んでゆく。膣奥まで容易に届いてしまったそれをしっかりと根本まで迎え入れた彼女は、蕩けた表情で微笑んだ。

 陽菜が早速夫との気持ちよくもない性交で溜まった鬱憤を晴らすかのように、腰を無遠慮に浮沈させ、膣肉を肉棒で擦って快感を得始めた。部屋の中には、陽菜の蕩け切った様子の嬌声と、肉や粘液が交じり合う淫靡な音が響き渡ってゆく。

 陽菜は時折身体をびくびくと震わせて絶頂に至りながらも、自身の膣内を満たしている逞しい一物から精を絞らんと抽迭を繰り返していた。それだけに留まらず、
「おとーさんも❤ したから❤ ついてぇ❤ ひなの、お○んこの、おく❤ いっぱい❤ ずぽずぽ❤ してぇ❤ いっしょに、いっしょに、きもちよく、なってぇ❤」
陽菜は自身の動きに同期した抽迭を弘明にねだる。それに頷いた彼は、彼女の腰から尻にかけてを鷲掴みにして持ち上げながら、自ら突き込むような抽迭で絶頂に向かって駆け上がろうとする。

「ん、っ❤ おチ○ポ❤ びくびく、ってして❤ すっごく、かたく、なってきて、っ❤ おとーさん、いいよ❤ がまん、なんて……しなくて、いい、から❤ ひなの、お○んこ、で❤ いっぱい、きもちよく、なってぇ❤ ひなも、また❤ イっちゃうっ❤ すっごく、きもちいいの、きちゃう、から……❤ いっしょ、に……❤ いっしょに、イこ❤ おくに、お○んぽ、いれた、まま、イってぇ❤ なかだし、せーし❤ いっぱい、おくに、かけてぇ❤ ん、そこぉっ❤ そこに、いっぱい❤ どくどく、って、せーし、だしてぇ❤ たねづけ、してぇ❤ ひなの、きけんび❤ お○んこ、に❤ あかちゃん❤ できちゃう、ように❤ しきゅう❤ たぷたぷに、なる、まで❤ せーし❤ いっぱい❤ なかだし❤ してぇっ❤」

 陽菜は嬉しそうな蕩けた表情のまま、弘明の腰の動きに合わせて亀頭に子宮口を擦り付けるような抽迭で彼の射精を誘う。射精感が限界に達しようとしていた彼は頷くと、
「あっ、あぁっ❤ おくぅ❤ こんこん、って❤ されるの❤ きもちいぃっ、らめぇ❤ イく、イくぅぅぅぅぅぅっ❤」
「ひな、っ、ぼくも、イくっ……」
腰を深く落として子宮口を亀頭に擦り付けてくる陽菜の腰を鷲掴みにしたままで果てる。

「ひぁぁ❤ んぅぅぅっ❤ はぅぅ、っ❤ おとーさんの、あっつい、せーし❤ ひなの、お○んこの、なか❤ いっぱい❤ でて、る、よぉ❤ ひなの、お○んこ❤ おとーさんの、あかちゃんの、もと❤ いっぱい、たねづけ❤ されちゃって、るっ❤ きけんび❤ なかだし、こづくり、えっち❤ きもち、いいよぉっ❤ はぅ、んぅぅぅっ❤」

 子宮の入口に向かって迸る愛しい人の精液の感覚を味わう事となった陽菜は、多幸感で蕩け切った表情のまま、絶頂と膣内射精の余韻に浸っていた。

 未だ膣内に埋まったままの弘明の肉棒からは精が吐き出され続けている。それを感じていた陽菜は
「ん、っ……❤ はぁ、っ❤ まだまだ❤ いっぱい、でて、りゅ……❤ おとーさんの、あかちゃんの、もと❤ ひなの、お○んこから❤ あふれて、きちゃって、る……❤」
蕩け切った表情のまま独り言ちた。彼女が口にした状況の通り、二人の結合部からは陽菜の膣内に納まらなかった弘明の精液が漏れ出て来ていて、彼女の履いたままだったショーツのクロッチや彼の陰毛を白く汚していた。

 陽菜はゆっくりと腰を上げて肉棒を引き抜いてゆく。その刹那、
「ひぁぁ、っ❤ ふぁ、あふ、っ……❤ だめ❤ イきすぎちゃって、ちから、はいんな、っ……❤」
彼女の腰は肉棒が抜ける感覚を得て砕けてしまう。そのまま布団に倒れ込んだ陽菜に、弘明が覆い被さってくる。

「やっ、らめぇ❤ おとーさん、らめぇ❤ これいじょう、たねづけ❤ こづくり❤ えっち❤ したら❤ ひなの、お○んこ❤ きもち、よすぎて❤ おかしく、なっちゃう❤ また、あのひとの、じゃない、あかちゃん❤ にんしん、しちゃう、からっ❤ らめぇ❤」

 既に用を為さなくなったショーツを片足だけ脱がされてしまった陽菜が、上辺ばかりの拒否の言葉を紡ぐ。それが偽りであることは明白だった。彼女の身体は裏腹に、子を宿す臓器の最奥に命の源を湛えて、受精の準備を整えてしまっていたからだ。

「ひな……きょう、こそ……はらませる、からな……っ」
「おとーさん❤ あんっ❤ らめ、っ❤ ん、むぅっ!? んぁ、ちゅ❤ んうぅぅっっ❤」

 弘明が宣しながら陽菜の唇を奪いつつ、精と愛液でどろどろになった彼女の秘唇へと、再び滾った剛剣を突き立ててゆく。それだけで彼女は嬉しそうに身体をびくびくと震わせて絶頂に至らしめられてしまう。

 弘明が腰を振るう度、一物の先端で膣奥に大量に溜まった彼の精液がぐちゅぐちゅと攪拌される。その感覚だけで、陽菜は気持ちよさそうに嬌声を漏らしてしまっていた。

「あっ❤ ふぁぅ、っ❤ らめぇ❤ イったばっかりの、お○んこ❤ そんな、はげしく、ずぽずぽ❤ したら❤ おとーさんの、せーし❤ お○んこから、たれちゃぅ❤ らめ❤ また、イくぅっ❤ おく❤ しきゅうの、いりぐち❤ じゅぽじゅぽ❤ らめぇ❤ さっきの、せーし❤ あふれて、きちゃぅっ❤ ん、んふぅぅ、っ❤ ひぁぅ、ふぁ、ぁっ❤」

 弘明は陽菜の懇願に構わず、再びの絶頂に向かって、我武者羅に膣奥を突きながら高みへと向かってゆく。彼の激しい抽迭の結果、二人の結合部からは先程大量に注がれた精が溢れ出て、布団の敷布をどろどろ汚していた。

「おとーさん❤ きもちいぃっ❤ ひなの、お○んこ❤ おかしく❤ なっちゃったっ❤ ひなの、お○んこ❤ おとーさんの、おチ○ポ、じゃないと❤ イけなく、なっちゃったのぉっ❤ だから❤ せきにん❤ とって、ねっ❤ ん、ぁっ❤ そこっ❤ はぅ、っ❤ そこ、すきぃっ❤ あっ❤ あふぅっ❤ また、イく、イっちゃうっっ❤ おとーさん❤ すきっ❤ だいすき、っ❤ あっ❤ おとーさん❤ また、イくっ❤ おっきな、おチ○ポ、で❤ イくぅっ❤ ふぁ、ぅ❤ ひぁぁぁっ❤」

 遂に陽菜は弘明への愛情を口にしながら、びくびくと身体を震わせつつ、本日何度目かも最早分からぬ絶頂へと導かれた。彼女の膣は最奥まで迎え入れていた最愛の肉棒から精を絞るべく、咥え込んだ強直をきゅうきゅうと締め付けて離さない。

「ひな、イく、ぞ……っ……たねづけ、する、ぞっ……!」

 弘明は溜まらず、陽菜の身体に体重を掛けるようにしてきつく抱きしめながら、膣内射精を宣する。陽菜は嬉しそうに頷くと、
「ん、っ❤ きて❤ おとーさん❤ せーし、なかだし❤ してぇ❤ キス❤ キス、しながら❤ お○んこ、に❤ たねづけ❤ してぇ❤ ひなの、お○んこ❤ しきゅう、の、なか❤ たぷたぷに、なるまで❤ せーし❤ なかだし、してぇ❤ んっ、んぅぅ、っ❤」
自身も彼の身体に必死にしがみつきながら、絶頂に至る刹那の接吻をねだった。

 再びの絶頂を、二人は舌を絡めた接吻を交わしたままで迎えた。既に排卵を迎えてしまっていた、陽菜の命の源が揺蕩う子宮目掛けて、再び大量の精液が迸っていた。

 陽菜の子宮には一度目の膣内射精によって、弘明の精子が大量に侵入していた。彼女の命の源は早速それらによる蹂躙を受けていた。

 義父が放った大量の精のうちの一つが陽菜の命の源と結合を果たした刹那、
「あっ……❤ おなかの、なか……❤ すっごく、あっつく、なってる……❤ これ、あかちゃん、できたときの、やつ、かも……❤」
彼女は表情を綻ばせて下腹部を撫でながら呟いた。その様を満足そうに眺めていた弘明の肉棒は、目の前の女性を征服させたという事実に興奮したのか、再び滾り始めていた。

「やぁ、っ❤ おとーさん❤ また、おチ○ポ❤ おっきく、なってる、っ……❤」
「今晩は……ひな、が……はらむ、まで……ねかさん、からなっ……!」

 弘明が種付けの再開を宣する。最早彼のされるがままになるしかなかった陽菜は、早速膣内を蹂躙し始める肉棒の感覚に再び酔いしれてゆく。

 弘明と陽菜の性交は、彼が宣した通り、朝方まで続いていた。途中備え付けの露天風呂に浸かっての休憩を挟みながらも、この一晩で交わった回数は六回を数えていた。

 既に陽菜の子宮の中では、遂に弘明が放った数億もの精のうちの一つと彼女の命の源が邂逅を果たし、受精が成立していた。彼女の身体は新たな命を育み始めていたが、未だそれを知る由もない陽菜は、底なしの精力を誇る弘明の精を受け、嬌声を漏らし続けていた。


 康弘は、明け方五時頃に目を覚ましていた。昨晩は陽菜から酌を受けている最中に眠りこけてしまっていた筈だから、自身を布団の上に寝かせてくれたのは彼女である事は疑いようがない。それを彼は理解していたが、部屋の中を見渡しても、肝心の妻の姿はない。

「はぁ……。昨晩はやっちゃったなぁ……。もう一回、くらい、陽菜とえっちしたかったのになぁ……」

 妻がその場にいないからと、康弘は欲望を独り言ちる。今まさに別所で妻が義父に種付けされているとは露とも思っていない彼は

「チェックアウトって、何時だったかな……。家族風呂あるらしいし、時間があったらそこでもう一回、なんて思ったんだけどなぁ……」

生理現象で滾った陰茎を撫で擦りながら、再び溜息交じりに独り言ちるのだった。


 あれから半年程が経った。陽菜は無事康弘の希望通り二人目を妊娠していた。だが厳密には、彼女の胎の子は、夫の「子息」ではなく、「弟妹きょうだい」だった。その事実も、長女すらも他人胤の子であるとことも、彼は未だ知る由がなかった。

 陽菜は二人目の妊娠を機に、区役所の職員を退職していた。現在は体調に問題を来してもすぐ対処が出来るようにと、自らを孕ませた義父が経営する産婦人科医院クリニックで医療事務の仕事をしつつ、時たま舞い込む売り子のバイトを掛け持つという生活を送っていた。

 陽菜はこの日、職員としてではなく患者として義父の許を訪れていた。翌日、弘明が同人イベントにサークル参加するということもあって、コスプレ売り子を頼まれていたからだ。

 既に妊娠六か月目を迎えていた陽菜は、だいぶ体調が安定してきたということもあり、明日から売り子のバイトを再開する予定でいた。その最終判断をするため、彼女は義父の診察を受けていたのだった。

「うん、順調だねー。悪阻つわりもだいぶよくなったみたいだし、明日は水分をちゃんと補給しておけば、大丈夫だと思う」

 超音波で胎の様子を探っていた弘明が、太鼓判を押した。陽菜はそれを聞いて安堵の息を吐く。

「胎動はどう?」
「そうですね、最近たまに蹴って来たりしますよ」
「はは、それはやんちゃだね。まったく、だれに似たのやら……」
「きっと、お父さんヽヽヽヽに似たんですよ❤」

 軽口を漏らしてしまった弘明に、陽菜がにっこりと微笑む。それで彼は苦笑を浮かべる他なくなってしまった。

「それじゃ、今日は終わりかな。そうそう、今晩は泊っていくでしょ?」
「はい、お邪魔させていただきますね❤」

 弘明の誘いに、陽菜は嬉しそうに頷く。こうして診察を受けた日の夜に彼女が義実家で一泊するということは、すっかり習慣になっていた。

 その理由の一つに数えられる体調の確認というのは実際には建前で、悪阻以外は全く問題がない陽菜と弘明が身体を交える為の口実だった。

 しかしながら、ここ最近彼女の悪阻が酷かったのは事実。だから二人は凡そ一月振りの性交の機会に、一様に期待を膨らませていた。


 夜半。妻と孫が寝静まった頃に、弘明は相変わらず枯れる事がない滾った肉棒をひけらかした生まれたままの姿で、陽菜が寝泊まりする客間に姿を見せた。彼の様を見た彼女は、
「もう、おとーさん、ったら❤ えっちな、おチ○ポ❤ もう、こんなに、びんびんに、して❤ そんなに、ひなと、えっち❤ したかったの?」
嬉しそうに笑みを浮かべつつ、弘明の足元へと跪くと、早速彼の興奮で震え勃つ剛剣の先端を優しく握りつつ、根本や殖栗を舌先で優しく舐ってゆく。

 彼女は随所に多色の糸を使用して描かれた花弁の刺繍とふんだんに使われたレース生地が特徴的な、透け感たっぷりの蝋色のショーツと、それと対になる乳房や膨れた胎が透けて見えるネグリジェを身に着けていた。

 陽菜はそんな男性の劣情を誘うには十分な格好で、弘明の視覚的官能を高めつつ、ゆっくりと幹から雁首までを舌を這わせている。彼の雄がぴくぴくと震える度、右手で作った輪でゆっくりと根本から中間を扱きながら、玉袋にも左手で優しく触れてゆく。

「ひな……そろそろ……」
「ん……❤ くわえて、ほしい……?」

 我慢が出来なくなってきたらしい弘明が声を上げる。すかさずの陽菜の問いに、彼は切なそうな表情のままで小さく頷く。それを見てとった彼女は、嬉しそうに蕩けさせた表情のまま、ゆっくりと亀頭から雁首を咥え込んで、じゅぽじゅぽと音を立てて口淫を始める。

 陽菜の口技は弘明と交わるようになってから、格段に上達していた。今では諸端とっかかりの口淫で彼が果ててしまう事も少なくない。

 今回も陽菜が美味しそうに弘明の肉棒を舐っていると、彼の身体がびくびくと震え出し始めた。

「ん……っ❤ はふ……❤ おとーさん❤ だぁめ❤ まだ、イっちゃ、だめ、だよ❤」

 それが射精の兆候であるという事を理解している陽菜が、口淫を止めて玉袋と根本を優しく撫でる手淫へと切り替える。彼の肉棒は射精を寸止めされたことで、最大限まで滾ったまま、切なそうに震えていた。

 陽菜は肉棒をひくつかせる弘明を布団に寝かせると、
「ひさしぶり、なんだから……❤ ひとりで、イくなんて、だめぇ❤ イくなら、ひなの、お○んこで❤ いっしょに❤ きもちよく、なって❤ ひなと❤ いっしょに、イこっ❤」
誘惑の文言を口にしつつ、既にとろとろと溢れた蜜を吸って湿り気を帯びているショーツのクロッチをずらして、弘明の逞しく滾った肉棒の先端を膣口で咥え込んでゆく。

「ん、ぅぅ、っ❤ はぁ、っ……❤ ひさびさ、だから❤ おっきな、おチ○ポ❤ めりめり、って、はいってくる、ねっ……❤ ね、おとーさん、だいじょうぶ……? おもく、ない……?」

 体重を掛けて肉棒を咥え込みながら、陽菜が問う。弘明は首を横に振ると、彼女の挿入の手助けとばかりに、彼女の興奮で膨れ勃った陰核を、優しく弄んでやる。

「ひぁ❤ ぁぅっ❤ もう、だめぇっ❤ そんな、きもちよく、されたら❤ おチ○ポ❤ いっきに、はいちゃう、からぁっ❤ おなかの、あかちゃん❤ びっくりしちゃうよぉ❤」

 陽菜は身体をびくびく震わせて軽い絶頂に至りながら抗議する。しかし、その彼女の表情は蕩け切った嬉しそうな笑顔で、怒気は一切見当たらなかった。

「そういう、わるい、いたずら❤ しちゃう、おとーさん、の❤ えっちな、おチ○ポ❤ ひなの、にんしんお○んこ、の❤ おくまで❤ いれちゃう、ね❤ ん、んぅ、っ❤」

 陽菜は宣すると、やはりゆっくりと腰を降ろしながら、肉棒を膣奥まで迎え入れてゆく。

「ん、はぁ、っ……❤ んぁぁ、っ❤ おくまで、はいったぁ……❤ ひなの、にんしん、お○んこ、に❤ おとーさんの、ふっとい、おチ○ポ❤ ぜんぶ、はいっちゃったぁ❤」

 自らを妊娠させた、夫よりも愛してしまった肉棒を膣奥に咥え込んで嬉しそうに下腹部を撫でる陽菜は、早速子を宿した臓器の入口を、雁首や亀頭の裏筋に擦り付けるように、ゆっくりと腰を動かして性感を得始めていた。

「ふぁ❤ あん、ひぁぅっ❤ おとーさんの、おチ○ポ❤ びくびくしてるの、わかる❤ ぜんぜん、うごいて、ないのに❤ ひな❤ また、イっちゃいそうに、なってる、っ❤」

 先程射精を寸止めされていた弘明は、義娘の膣で優しくねっとりと咥えられただけで、射精に至りそうになっていた。それでは沽券に係わると、彼は一物をひくつかせつつ、何とか耐えていた。

「ん、いい、よ❤ おとーさん❤ ひな、が❤ ゆっくり、うごく、からぁ❤ あかちゃんの、おへやの❤ いりぐち、で❤ ちゅぽちゅぽ❤ とんとん、って、するから、ね❤ いっぱい❤ きもちよく、なって❤ ひなの、にんしん❤ お○んこ、で❤ いっぱい、せーし❤ ぴゅっぴゅ、してぇ❤ ひぁ❤ ぁぅっ❤ おとーさんの、おチ○ポ❤ さきっぽ、で❤ おく❤ ぐりゅぐりゅ、するの❤ すき❤ きもち、いぃっ❤」

 陽菜はゆっくりとした腰つきながら、しっかりと性感を得て高まってゆく。彼女が察していた通り、子宮口で亀頭責めを受けている弘明も、射精感が限界に近付きつつあった。

 陽菜はその射精寸前の肉棒の様子を膣内で感じとったのか、蕩け切った表情で嬉しそうに頷きながら
「おとーさん❤ いいよ❤ ひなの、お○んこの、なかで❤ イって❤ ひなのにんしんお○んこ、で❤ いっぱい、きもちよく、なってぇ❤ ん、んぅっ❤ イくっ❤ ひなも、もうすぐ、イっちゃうからぁ❤ おとーさん❤ いっぱい、なかだし、して❤ いっぱい、せーし、なかに、だしてぇ❤ なかだし❤ せーしで❤ ひなのことも、イかせてぇぇ❤ はぅ、んぅぅっ❤」
膣内射精を欲して、先端を膣奥で舐るだけの浅い抽迭を繰り返して快楽を貪り始める。

「ひな、もう、イく、っ……なかで、だす、よっ……!」

 陽菜の腰の動きに限界を迎えた弘明は、そのまま彼女の膣奥で果てた。彼女の子を宿している臓器の入口に、彼の精がびちゃびちゃと浴びせ掛けられる。彼女はその感覚を受けたことで
「ふぁ、ぁぁっ❤ にんしん、お○んこに、なかだし、きたぁ❤ せーし、すっごく、あっつくて、きもちいい、よぉ❤ あっ、あぁっ❤ そこ、おくぅ❤ なかだし、しながら、ぐりぐり、らめぇ❤ イく、イくぅぅぅぅぅぅっ❤」
口の端から涎を垂らしたままの、蕩け切っただらしない表情で絶頂を迎えてしまっていた。

 陽菜がゆっくりと腰を浮かせて、弘明の肉棒を膣から引き抜く。早速彼女の膣は胎の子の素となった子種をどろどろと溢れさせた。ショーツにもべったりと付着してしまっているそれを指で掬い取りつつ、
「はふ、ふぅ、はぁ、っ❤ ん、んぅぅぅ、っ❤ せーし❤ いっぱい、でたね❤ こんなどろどろなの❤ まいかい、しゃせーされてたら❤ いつか、ふたごちゃんが、デキちゃいそう……❤」
陽菜は弘明との子が宿る胎を撫でながら嬉しそうに独りごちていた。


 翌日。陽菜は弘明のスペースである「白濁ドルチェ」で売り子として従事していた。但し、今回彼女に与えられたのは、スペース前での頒布ではなく、列の誘導や案内を主とする役割だった。
「『あ‐02』白濁ドルチェ、最後尾はこちらでーす❤ 列の途中には、並ばないでね❤」
陽菜は昨晩たっぷりと注がれた弘明の精を膣内に湛えたまま、鍵山雛の衣装を身に纏っていた。

 陽菜の膣奥から漏れ出た、ショーツのクロッチだけでは抑え切れない程の精は、下着の生地端エッジから漏れ出して、彼女の太腿に白濁の水脈を作っている。だが彼女は、それを自覚しながらも、頬を朱に染めて少し上気したままで、妖艶な色香ある笑顔を振りまいていた。

 雛の衣装はワンピーススカートであるということもあり、遠目では胎はそこまで目立ってはいない。だが、間近では流石に妊婦であるということがはっきりと分かってしまう。

 そして、孕んだことでぱんぱんに張った、陽菜の乳房からは、どことなく甘い匂いが漂って来ている。それも周囲の男達の官能を刺激するのに一役買っていた。

「あの列整理の雛ちゃんコスのおねーさん、妊婦さんだったわ……」
「うん、クッソえろかったなぁ……。めっちゃいい匂いもしたし、チ○コ勃っちまったよ」

 弘明の本を求めてやってきた男達は皆、陽菜の色香にあてられたのか、列に並んでいる間は前かがみ気味となっていた。

 そんな陽菜の様がとても妖艶であると噂となって人だかりができる程の盛況だった弘明のスペースは、過去最高の売り上げを記録することとなるのだが、それはまた別の話である。


 結局、自らの不甲斐なさで妻の信頼を失ってしまっている事に最後まで気付けなかった康弘は、妻が義父の趣味に合わせてオタク達の性的な眼差しの対象になっているという事も、自らの子息だと思っていた子達が実は他人の子や自身の弟妹であったという事にも、何時になっても気付く事はなかったのだった。

作品キャプション

「最後尾はこちらでーす❤ 列の途中には、並ばないでね❤」
「あの列整理の雛ちゃんコスのおねーさん、妊婦さんだったわ……」
「うん、クッソえろかったなぁ……。めっちゃいい匂いもしたし、チ○コ勃っちまったよ」

C104用の作品、セフレの神絵師の子を産んだ托卵妻雛ちゃんレイヤーさんが、義父にイベント会場青姦不倫の現場を見られて、托卵もバレて言いなりになった結果、義父の剛剣にドハマりして二人目の種付けおねだりで夫の弟妹をちゅっぷん❤受精しちゃう、純愛イチャラブ尊厳破壊ドスケベNTRックスモノです。
托卵がバレて、更に托卵される、でも夫はミリも気付いてない、という……なんとも業が深い感じ。
身体の相性が良すぎたんやね。シカタナイネ。

こちら(https://www.pixiv.net/novel/show.ph
p?id=20313300
)の後日談というかアフターストーリーというか。
そんな感じの、東方二次オリ的な作品の3本目書いてみました。相変わらず東方要素は衣装だけ……w

<書誌版頒布情報>
C104(夏コミ)2日目(08/12) 東6 タ-30a「東方天翔記CPUダービー処」にて、本作の単行本を頒布します。
メロンで通販などもございますので、興味のある方は是非ご利用ください。表紙・挿絵・栞付きです!
メロン:https://www.melonbooks.co.jp/detail
/detail.php?product_id=2481045


<主なプレイ内容>
・神絵師のセフレの托卵妻雛ちゃんレイヤーさんが、欲求不満を抑え切れず、神絵師と会場の片隅で強欲セックスをしたところ、たまたまそのイベントのスタッフでいたやはり神絵師の義父にそれを見られてしまい証拠を押さえられ、その過程で托卵もバレちゃったことで、いいなりにされてしまうが、セフレによって淫乱人妻にされていた彼女は、そのセフレよりも逞しい剛剣マン致カブラでわからせられてしまい、一晩で呆気なくチン堕ちしてしまう
・セフレを義父に乗り換えて肉欲に塗れているうちに、夫の粗末なモノでは一切感じなくなってしまった雛ちゃんレイヤーさんは、夫のではなく、義父の胤で二人目が欲しいと思うようになってしまって、義父に種付け中出しと赤ちゃんをおねだり
・冬コミで義父のスペースでコス売り子をした後に家族温泉旅行に出かける事になった雛ちゃんレイヤーさんは、義父と共謀して危険日に夫の精液を受けるフリをして、射精された申し訳ばかりの夫の精子を全部殺してしまったあとに、改めて義父の剛剣チ○ポから一晩中濃厚種付け孕ませ交尾で二人目を受精
・義父の胤で夫の弟妹を孕み、すっかりボテ腹になった雛ちゃんレイヤーさんと、イベント前日スローセックス。たっぷり中出しされた精液を封入したまま、翌日イベント会場で雛ちゃんレイヤーさんに売り子をさせる

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